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日本は地震国

担当:危機管理課 地域防災係

地震が発生したときの行動

地震が発生したときは、落ち着いて以下のように行動してください。普段からの心構えが大切です。

●屋内にいたとき

  • 揺れを感じたら、丈夫なテーブルなどの下に入り、身の安全を図る。
  • 揺れが収まったら、火の元を確認する。
  • ドアや窓を開けて出口を確保する。
  • 落下物などの危険があるので、慌てて外に飛び出さない。
  • エレベーターは使わない。

●屋外にいたとき

  • ガラス、看板などの落下物に注意する。
  • ブロック塀、自動販売機など、倒壊や転倒の危険があるものから離れる。
  • 交通機関・地下街・デパート等では、係員の指示に従って行動する。
  • 自動車の運転中は道路の左側に寄せ、自動車から離れる場合はキーを付けたままにする(緊急車両が通行する場合に動かせるようにしておくため)。

●地震が収まったら

  • テレビやラジオなどで正しい情報を把握し、デマなどに惑わされない。
  • 家族の安否を確認する。
  • 建物の下敷きになった人やケガ人の救助に協力する。
  • 家を離れる場合は、ガスの元栓や電気のブレーカーを切る。
  • 火災や倒壊の恐れがあるなど、自宅で生活ができない場合は、避難所に行く(移動には自動車を使わない)。

日頃から地震に備えを

日本は地震が多い国です。大きな地震が来たときのために、各自で準備をしてください。

  • 耐震性がある建物に住む。
  • 家具などは倒れないように固定しておく(地震の揺れは想像以上です)。

●住まいの中の安全を図る(家具転倒防止)
1995年に起きた阪神淡路大震災では、犠牲者の約80%が建物や家具が倒れたために、亡くなっています。

【家具の転倒防止】

◎区では「家具転倒防止器具」のあっせんをしています。詳しくは、危機管理課・区立防災センター・特別出張所でカタログを配布していますので、ご覧ください。
また、器具の相談・設置も行っています。詳しくは、危機管理課へお問い合わせください。
問合せ:危機管理課 危機管理係
電話:03-5273-4592

住宅の耐震診断・耐震補強

新耐震基準前の1981年以前に建てられた住宅については倒壊の危険性が特に高いので、耐震診断を行ってください。
耐震診断の結果、耐震性が低いと判断されたら、柱や壁、土台等の補強をしましょう。

◎区では「耐震診断や耐震補強工事等への助成」をしています。
問合せ:防災都市づくり課
電話:03-5273-3829

ブロック塀等の除去

老朽化や施工上の欠陥により、倒壊の危険性が高いものもあるので、塀の点検をし、必要な場合は除去しましょう。

◎道に面した高さ1m以上の安全性が確認できないブロック塀等を除去する場合、ブロック塀等除去助成制度により、費用の一部を助成しています。
問合せ:防災都市づくり課
電話:03-5273-3829

◎道路に面したブロック塀等を生垣・植樹帯に造り替える場合も、生垣や植樹帯にする費用や、その際、植樹する部分のブロック塀等の撤去費用の一部を助成しています。
問合せ:みどり公園課みどりの係
電話:03-5273-3924

がけ・擁壁の点検

大雨や地震が発生したときに、崩壊する恐れのある、がけや擁壁はないでしょうか?

  • がけに膨らみはないか。
  • がけにひび割れ等はないか。
  • 石積み等にすき間やズレはないか。
  • 石積み等のすき間から泥水が流れ出てないか。

問合せ:建築指導課
電話:03-5273-3745

非常持ち出し袋を用意する

生活に必要なもの、ケガの手当てができるものなどを詰め、いつでも持ち出せるように一つにまとめておきましょう。
下記の物は、非常持ち出し袋を用意するときの参考にしてください。
*重すぎると持ち出しに苦労します。3キロを目安としてください。

  • 食糧(缶詰・レトルト食品・お菓子)、飲料水
  • マッチ、ライター
  • 医薬品(常備薬)・救急セット
  • 貴重品(通帳、印鑑、現金、健康保険証・パスポート・在留カード等のコピー)
  • 懐中電灯、携帯ラジオ、予備電池、モバイルバッテリー
  • 衣類、タオル、軍手、ヘルメット(防災ずきん)
  • メガネ、歯ブラシ・ティッシュ・簡易トイレ等
  • マスク、体温計
  • 生理用品

【非常持ち出し袋の中身】

◎区では「防災用品のあっせん」事業として、指定業者と協定を結び、防災用品を安く通信販売しています。カタログが危機管理課・区立防災センター・特別出張所にありますので、カタログに記載されている指定業者に直接、お申し込みください。
問合せ:危機管理課 地域防災係
電話:03-5273-3874
問合せ:区立防災センター
電話:03-5361-2460

家族や知人と防災会議を

大地震が起きたとき、慌てずに行動できるように、次のことを家族で話し合い、確認しておきましょう。

  • 家の中で一番安全な場所を探す。
  • 避難場所や避難所を確認し、実際に歩いてみる。
  • 非常持ち出し袋の保管場所を決めておく。
  • 家族が自宅にいない場合、連絡の取り方、どこにいるのかの確認方法を決めておく。

●NTT災害用伝言ダイヤルの活用
災害発生時に災害が起きた地域との電話連絡が取りにくいときでも、それらの地域の方との連絡・どこにいるかの確認ができる便利な「声の伝言板」です。

○災害用伝言ダイヤルの利用方法
「171」をダイヤルし、利用方法にしたがって伝言の録音・再生を行ってください。提供開始や録音件数等の提供条件については、NTTが決定し、テレビ・ラジオなどでお知らせします。

<伝言の録音方法> <伝言の再生方法>
171にダイヤルする 171にダイヤルする
▼ガイダンスが流れます
録音の場合 1
▼ガイダンスが流れます
再生の場合 2
▼ガイダンスが流れます
(03)×××× – ××××
▼ガイダンスが流れます
(03)×××× – ××××

※携帯電話の災害用伝言板については、契約先の携帯電話会社に問い合わせてください。

●防災活動に参加する
区内には、災害時に協力し合うことを目的とした防災区民組織が地域ごとにつくられています。
防災区民組織が行う防災訓練などに参加し、日頃から災害に備えておくとともに、地域の防災体制を把握しておきましょう。

防災DVDの貸出し

防災知識の普及や日頃の備えなどの参考にしていただくため、DVD、ビデオテープなどを貸し出しています。
また、震災啓発DVD「あなたは生き残れるか!?~新宿を大地震が襲う~」(約18分)については、英語・中国語・韓国語版があり、区立防災センターで貸し出しています。
問合せ:区立防災センター
電話:03-5361-2460

起震車(地震体験車)訓練

区では、起震車による地震体験を防災訓練や地域のイベント等で実施しています。震度5弱から震度7までの揺れが体験できます。地震動を体験し適切な行動がとれるよう、ぜひご参加ください。

大地震が起きたときの避難

● 一時集合場所
避難所や避難場所に避難する前に、近隣の避難者が一時的に集合して様子を見る場所です。

● 避難場所
大震災などで発生した大火災から身を守るための大きな公園や広場などです。

● 避難所
家が倒壊したり、火災などにより自宅での生活ができなくなった方が、一時的に避難生活をする場所です。情報提供や食糧配給、応急手当ての拠点となります(18・19ページの地図参照)。

●どんなときにどこへ避難するのか

  1. れが収まったら、近くの公園や空き地など、防災区民組織であらかじめ決めている「一時集合場所」へ集合し様子を見る。
  2. 大火災で自宅や避難所などが危険になりそうな場合は、「避難場所」へ逃げる。
  3. 自宅や周辺の建物が倒壊したり、火災で戻れなくなった場合は「避難所」(学校など)へ行き、避難生活する。

地震の震度

地震の震度とそのときに起こる現象は次のとおりです。ただし、震度が同じであっても、対象となる建物、構造物の状態などによって、これより大きな被害が発生したり、小さな被害にとどまる場合もあります。
また、気象庁が発表する震度は、震度計による観測値です。起こった現象から判断するものではありません。

震度階級 起こることが予想される現象
ほとんどの人が驚く。
電灯などつり下げ物は大きく揺れる。
座りの悪い置物が倒れることがある。
5弱 大半の人が、恐怖を覚え、物につかまりたいと感じる。
棚にある食器類や本が落ちることがある。
固定していない家具が移動することがあり、不安定なものは倒れることがある。
5強 物につかまらないと歩くことが難しい。
棚にある食器類や本で落ちるものが多くなる。
固定していない家具が倒れることがある。
補強されていないブロック塀が崩れることがある。
6弱 立っていることが困難になる。
固定していない家具の大半が移動し、倒れるものもある。ドアが開かなくなることがある。
壁のタイルや窓ガラスが破損、落下することがある。
耐震性の低い木造建物は、瓦が落ちたり建物が傾いたりすることがある。倒れるものもある。
6強 はわないと動くことができない。飛ばされることもある。
固定していない家具のほとんどが移動し、倒れるものが多くなる。
耐震性の低い木造建物では、傾くものや、倒れるものが多くなる。
大きな地割れが生じたり、大規模な地滑りや山体の崩壊が発生することがある。
耐震性の低い木造建物は、傾くものや倒れるものがさらに多くなる。
耐震性の高い構造物でも、まれに傾くことがある。
耐震性の低い鉄筋コンクリート造りの建物では、倒れるものが多くなる。

2022年4月1日